株式市場 【大量保有報告】グロースパートナーズ、ビープラッツ株取得 2025年4月25日 スタートアップ資本戦略の静かな支配と、裏で進む“取引条件付きの囲い込み” はじめに 2025年4月18日、グロースパートナーズ株式会社(代表:古川徳厚)を中心とする投資ファンド「GPファンド」が、東京証券取引所グロース市場上場のビープラッツ株式会社(証券コード:4381)株式を実質的に45.78%保有していることが大量...
株式市場 NIPPON EXPRESSホールディングス【決算分析】 2025年4月24日 物流の変革を背負う“日本発グローバル・ロジスティクス企業”の現在地(2024年12月期 有価証券報告書レビュー) はじめに NX(NIPPON EXPRESS)ホールディングス株式会社(証券コード:9147)は、2024年12月期の有価証券報告書において、売上収益2.57兆円・純利益317億円という堅調な業績を記録した...
株式市場 ウォンテッドリー株式会社【半期決算分析】 2025年4月24日 本社移転を控えた戦略的上期決算を読む(2025年2月期 半期報告書レビュー) はじめに ウォンテッドリー株式会社(証券コード:未記載/東証グロース上場)は2025年2月期の半期報告書を提出し、営業収益24.8億円(前年比+6.4%)、営業利益9.2億円(+23.9%)、純利益5.8億円(+29.2%)と2桁増益を記録し...
株式市場 ジェイホールディングス【決算分析】 2025年4月23日 再生医療と環境事業に懸ける“ラストリセット”の一年 はじめに 株式会社ジェイホールディングス(証券コード:2721)は、2024年12月期(第33期)において売上高17.9億円を確保しながらも、経常損失27.1億円、最終損失38.8億円を記録し、純資産▲3.3億円・自己資本比率▲13.3%という深刻な債務超過状態に陥っ...
株式市場 ラストワンマイル【中間決算分析】 2025年4月23日 売上41%増の裏にある戦略転換のリアル はじめに 株式会社ラストワンマイル(証券コード:9252/グロース市場)は、2025年2月期中間決算において売上収益74.1億円(前年比+41.6%)、営業利益7.0億円(+155.3%)、最終利益4.3億円(+141.2%)を記録した。連結子会社キャリア、SHCの貢献で売上・利...
株式市場 サイボウズ株式会社【決算分析】 2025年4月22日 クラウド成長とエコシステム拡大が支える高収益体制 はじめに サイボウズ株式会社(証券コード:4776)は2024年12月期の有価証券報告書を提出し、売上高297億円(前年比+16.7%)、営業利益49億円(+44.1%)、純利益35.5億円(+42.8%)と、クラウド事業を主軸とした安定成長を続けている。 中でも主力製...
株式市場 まぐまぐ、本店移転で問われる透明性 2025年4月22日 レガシー脱却型SaaS”としての評価軸を再検証 はじめに 株式会社まぐまぐ(証券コード:4059)は2025年4月15日、金融商品取引法第24条の4の2第4項に基づく「確認書」を提出し、2023年10月~2024年9月の会計年度に関する有価証券報告書の訂正を正式に届け出た。本店移転やIR体制の整理も重なり、同社にとって...
株式市場 ファーストリテイリング──2025年2月期 上期決算レビュー(半期報告書分析) 2025年4月21日 ファーストリテイリング、海外ユニクロとサステナ戦略がけん引 はじめに ファーストリテイリング株式会社(証券コード:9983)は2025年2月期上期の半期報告書を提出し、売上収益1兆7,901億円(前年比+12.0%)、営業利益3,042億円(+18.3%)、純利益2,335億円(+19.2%)と、上期として過去最高の業...
株式市場 株式会社アイモバイルを問う 2025年4月21日 表面は優良、しかし内実はどうか? 決算書が語る“静かな異常”の正体 はじめに ふるさと納税の「ふるなび」で知られる株式会社アイモバイル(証券コード:6535)は、潤沢な現金残高と高い自己資本比率を背景に、安定企業として評価されている。 しかし、有価証券報告書を5年分読み込むと、その表面の美しさとは裏腹に、決算書の奥底に...
株式市場 リンクバルはなぜゴーイングコンサーン(GC注記)を抜け出せないのか? 2025年4月18日 5年分の財務分析と“ベトナム子会社”問題から徹底追及する はじめに リンクバル(証券コード:6046)は、恋活・婚活領域を中心としたマッチングイベント事業「machicon JAPAN」などを運営する上場企業である。 しかし、同社は2020年9月期から5期連続でGC注記が継続しており、市場からの信頼を取り戻せずにいる。...