株式市場 武蔵野銀行 決算分析 2025年12月30日 地銀モデルの持久力を測る中間決算 決算サマリー 武蔵野銀行の2025年9月期中間決算は、金利上昇の恩恵を一定程度取り込みつつも、構造的な制約が同時に浮かび上がる内容となった。 連結経常収益は489億円と前年同期比で増加し、経常利益は116億円、中間純利益は81億円といずれも増益を確保している。 一方で、資金調達費用の増...
株式市場 スリー・ディー・マトリックス 決算分析 2025年12月30日 売上急拡大と黒字化の裏で残る「継続企業」の影 決算サマリー スリー・ディー・マトリックスの第22期中間決算は、事業成長の手応えと財務上の緊張感が同時に表出した決算となった。 売上高は4,807百万円と前年同期比46.8%増と大きく伸長し、営業利益は360百万円と黒字転換を果たしている。 経常利益は2,012百万円、中間...
株式市場 オリックス銀行 決算分析 2025年12月29日 金利上昇局面で試される「不動産特化銀行」モデルの耐久性 決算サマリー オリックス銀行の2025年9月期・中間決算は、規模拡大と利益減少が同時に進行する局面を映し出した。 経常収益は411億円と前年同期比で大きく増加した一方、経常利益は105億円、中間純利益は74億円と、ともに前年同期を下回っている。 総資産は3兆2,2...
株式市場 gumi(3903)半期決算検証 2025年12月29日 暗号資産で稼ぎ、ゲームで失う 決算サマリー gumiの2025年4月期・中間決算は、売上減・利益増という極めて歪な構図を示した。 売上高は前年同期比29.9%減の38.5億円まで落ち込んだ一方、経常利益は15.0億円、親会社株主に帰属する中間純利益は13.5億円と、利益水準はむしろ大きく改善している。 しかし、この利益...
株式市場 旧村上ファンドがフジHDに突きつけられた「4000円」の現実 2025年12月26日 村上世彰氏側TOB示唆が暴いた、メディア企業の歪んだ資本構造 フジ・メディア・ホールディングス(以下FMH)を巡る攻防は、単なる株式の争奪戦ではない。 それは「日本のメディア企業は、資本市場の論理にどこまで耐えられるのか」という、極めて構造的な問いを突きつけている。 2025年12月24日、FMHは、村上世彰氏側が株式...
株式市場 オアシス・マネジメントがイオンFS株5.10%を取得 2025年12月26日 この金融子会社の何を問題視しているのか 2025年12月、東証上場の イオンフィナンシャルサービス株式会社(8570) を巡り、注視すべき大量保有報告書が提出された。 提出者は、ケイマン諸島を拠点とする投資会社 オアシス・マネジメント・カンパニー・リミテッド。 同社は、イオンフィナンシャルサービス株 1,101万4,4...
株式市場 HEROZ(4382)半期決算検証 2025年12月25日 「AI成長物語」は次の段階へ進んだのか 利益改善の裏に残る“構造リスク”を読む HEROZの2025年10月期中間決算は、AI関連銘柄としては一定の説得力を持つ内容となった。 売上高は30.9億円と前年同期比9.6%増加し、営業利益は2.59億円と約3倍に拡大。 経常利益も2.13億円まで伸び、EBITDAは前年同期比...
株式市場 エッジポイントが日本ペイントHD株5.15%を取得 2025年12月25日 “静かな資本”が映す 2025年12月、東証プライム市場に上場する 日本ペイントホールディングス株式会社(4612) を巡り、一通の大量保有報告書が提出された。 提出者は、カナダ・トロントを拠点とする資産運用会社 エッジポイント・インベストメント・グループ・インク(EdgePoint Investment Group ...
株式市場 サイバー・バズ(7069)決算検証 2025年12月24日 貸倒ショック後の「回復」は本物か サイバー・バズの2025年9月期決算は、前期の大幅赤字から一転して黒字へと回復した。 売上高は7,131百万円と微減にとどまる一方、営業利益は349百万円を確保。表面的には「V字回復」と映るが、この数字をそのまま評価するのは早計だ。 本決算は、異常損失の剥落による反動と、財務構造の整理...
株式市場 アセット・バリュー・インベスターズがアシロ株6.78%を取得 2025年12月24日 なぜアシロを選んだのか 2025年12月、東証上場企業 株式会社アシロ(7378) を巡り、一通の大量保有報告書が提出された。 提出者は、英国ロンドンを拠点とするアクティビストファンドアセット・バリュー・インベスターズ・リミテッド(Asset Value Investors Limited/以下AVI)。 直前に市場を...